男女平等について
スイスのジュネーブにある世界経済フォーラムでは2019年12月17日に各国の男女平等の度合い調査した「ジェンダーギャップ指数」を発表した。
日本は指数0.652で総合順位は152カ国中121位であった。
このジェンダー指数は経済、教育、健康、政治の4分野で算出し各項目で男女比率を分析して点数化し1に近づくほど男女平等の度合いが高いことを意味する。国の文化や経済レベルを考慮せず、単純に「男女差」に着目してランキングしている。
121位の日本はチャイナよりも順位が低く、108位の韓国に抜かれ中東やアフリカの国々が下位に並ぶ中120位のアラブ首長国連邦も下回った。
教育・健康の分野では高いスコアが出ていて、経済分野でもスコア自体は依然として低いものの順位は前回調査より上げているが政治の分野では144位であったことが響いた……….
バカじゃないの、と言いたい!!
国の文化や経済レベルを考慮せず、単純に「男女差」に着目してランキングしている、ってこれで何の意味があるのか?
政治の分野での低スコアが響いた、とのことだが、男女に関わらず政治はできる人が政治をするもので女性は○○%いるべきだという考えは全く意味がないではないか。この指数を見て日本はまだまだ後進国だというレッテル貼をしたいだけなのだろう。
まず、男と女は根本的に違うということを念頭において語らなければ話は前に進まない。現代社会では男女平等の機会が与えられることが大切なことで何でもかんでも男女平等にする社会なんて無味乾燥の社会だ。男と女は持っているものや能力が異なることで異性に魅力を感じるのである。
聞いた話だがどこかの小学校ではトイレに男女の区別がなく男の子と女の子は同じトイレを使うとのことだが、こんなことをやっていたら男の子は男らしく、女の子は女らしい大人にはなれないんじゃないかと思う。
日本においてはジェンダーギャップなんて太古の昔からない!むしろ昨今は女性の方が肉食系女子と言われ男性よりも逞しいではないか。日本はカカア天下で家の中では女房の方が偉いのだ。
女性は出産という天と地がひっくり返っても男性にはできない大仕事をするのである。この根本的なところだけでも男女平等なんてあり得ないことではないか。
女性は子を産み赤ちゃんを育てる。赤ちゃんは、生後は母親のオッパイで成長し母親に抱かれ心臓の鼓動を感じることで安心し健やかに育つのだ。産まれてすぐに保育園とか行かせると赤ちゃんにとっては毎日が不安だらけで精神衛生上よくない。この乳幼児の不安が子供、青年と成長するにおいて不良になっていく。
最近ではイクメンとかいって男親が乳幼児の面倒を見ることを推奨?しているが父親は仕事して稼ぎ母親は家庭を守る。
あっ、誤解しないように、女性の社会進出を拒否しているのではありません。社会進出したい女性は大いに社会に出て活躍し社会に貢献してもらいたい。問題なのは夫婦共稼ぎしないとやっていけない社会である。父親の稼ぎだけで生活できる社会を造ることが必要。
八百万の神の中でも最も尊い神、天皇の祖神である天照大神は女神であり、日本はずっとこの女神様を最も尊い神として祀る民族だ。
日本のジェンダーギャップ指数が低いのは男女平等ではないということだが、うん、その通りかも。天照大神のいる日本は女性上位の国だからね。
令和弐年4月17日
山下政治経済研究所