自民党の総裁選挙
自民党総裁選真っ只中、4候補による激戦が行われている。自民党総裁になればそのまま内閣総理大臣となる。筆者は各候補者の会見やテレビ討論を観て思うところがある。総理大臣と言えは日本国の最高責任者だ。日本の国益を考え、いかに日本をリードするのか全て総理大臣にかかっている。
しかし4候補者の中に全く日本の国家観の無い候補者がいる。
女系天皇容認
女系天皇を容認してしまえばその時点で日本は終了してしまうことを平気で論じる候補者。
国防安全保障に無頓着
隣国はミサイルを日本へ向けていていつでも日本を攻撃する体制を取っているにも関わらずいまだに議論や情報収集が先だ、と言い張る候補者。
靖国神社参拝拒否
隣国から文句を言われから、隣国の日本企業に悪影響があるからという理由で、先の対戦で尊い命をなくした英霊への尊崇の念を示さない候補者。
夫婦別姓推進
日本の最小共同体である家族を消滅させる夫婦別姓を推進する候補者。夫婦別姓が良い訳がない。夫婦別姓とは女性は家族になれないのである。
上記4項目はとりわけ重要な国家観を見分けるリトマス試験紙だと考えている。しかし今回の候補者ではこの4項目を受け入れる候補者がいる。そんな候補者が自民党総裁になった場合、日本は非常に危険な状態に陥れられてしまう。
そんな中一人だけ国家観を持つ候補者がいる。高市早苗候補者だ。彼女は国防安全保障、経済、エネルギー等日本が抱える様々な問題に対して具体的な提案ができるバランスの取れた唯一の候補者である。
日本は非常に危機的状態にある。とりわけ国防安全保障だ。日米同盟の下、日本は米国に守られているがそろそろ日米同盟も終了の気配がある。米国も日本に対して自国で国防をせよ、というシグナルを出している。日本の核兵器容認も米国では論議されている。
小名木善行著の古事記から引用させていただくと、古事記に出てくる女神の天宇受売神は天照大神が天の岩屋戸にお隠れになった時に一心不乱で踊り天照大神を天の岩屋戸から出した立役者で知られている。この天宇受売神は実はその後の危機を救っている神様なのである。天孫降臨の時に猿田彦大神が海で月見貝に噛まれて溺れその原因を天宇受売神突き止めナマコに制裁を与える場面がある。月見貝は特に危険な貝ではないのだがその危険のない貝に噛まれたという些細な事を重大事と感じ天宇受売神は見過ごさなかったのである。邇邇芸命が天孫降臨しひと段落した時の事件だ。会社や組織が大事業をなしとげひと段落したときに造反が起こることが往々にしてある。些細なことかも知れないがこれを放置することで後々に重大な事態に発展するのである。天宇受売神は萌芽のうちに即断でナマコを処罰しその後邇邇芸命が中つ国を無事に治めるのである。
女性である天宇受売神が行ったところにその後日本の歴史が続く。
倭国大乱を鎮めた「卑弥呼」
甥の大津皇子を謀反の罪で処刑した「持統天皇」
鎌倉幕府の崩壊を救った「北条政子」
徳川家康を陰で支え江戸幕府三百年の基盤を築いた「春日局」
時代の節目には必ず烈女が登場する。
・・・・・そして今、まさに時代の節目に現れた烈女
高市早苗ー天宇受売神の生まれ変わりだ!!