ブログ「燃料は好奇心」

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子供のように好奇心を持ち続ける男が綴るよもやま話。
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New Yorkの焼き鳥屋

2021.07.11


マンハッタンの西55番街に「焼き鳥 鳥人(とっと)」という焼き鳥専門店がある。年に2〜3回行くところだ。

ディナータイムの開店は17時30分からだが開店前には列ができる。並ぶ理由は限定焼き鳥を食べるためである。限定焼き鳥は開店してからすぐに売り切れになるのだ。

               開店前、2階入り口の階段に並ぶお客

カウンター席に座り注文を取りに来たお姉さんにビールと早速限定焼き鳥5種と京菜サラダを注文した。京菜というよりルッコラのようなサラダだった。限定焼き鳥は一人につき1本しか注文できないがなくなる前にまずは5種を確保した。

 
       男は黙ってサッポロ黒ラベル          ジャコと温泉卵のトッピングの京菜?サラダ

17時30分開店と同時にカウンター席に座ったがみるみるうちに満席状態となった。ニューヨークでも人気の高い焼き鳥屋さんである。

               開店早々だが大賑わい。コロナはどこ?

限定焼き鳥その1は「ぼんじり」。ぼんじりは鳥のおしりの部分に突起があるところでほぼ脂身だと思う。ぼんじり部を捌くと中に黄色の脂身があるがそこは硫黄の匂いがして臭いので切り落とす。小骨もあるのでただの脂身ではなく肉もあるのだろう。なんとも言えない歯応えでおいしい。昔から「ぼんじり」ってところ焼き鳥にあったかな〜と考えてしまう。

                  限定その1 ぼんじり

限定焼き鳥その2は「ソリレス」。鳥ももの付け根にある部分でこれはおいしい。多分焼き鳥の中で一番おいしい部分だと思う。この「ソリレス」ってところも昔から焼き鳥にあったのかな〜。「ソリレス」ってフランス語で「それを残す者は愚か者」という意味だそうだ。たしかにその通りだと思う。

                   限定その2 ソリレス

限定焼き鳥その3は「ひざ軟骨」。小さな軟骨で柔らかく食べられる部分。軟骨ってホネじゃないみたいに食べらるるのが不思議。柔らかいけどコリコリ感はある。よくこんなところを食べるようになったなと感心する。

             限定その3 ひざ軟骨(右)と限定その4 せせり(左)

限定焼き鳥その4は「せせり」。首の後ろの小さな部位。鳥は歩くたびに首を前後に動かし、エサを食べるときも首を上下に動かし、あまり飛ばないにわとりなのでたぶん一番つかっている筋肉部だと思う。歯応えがあり弾力があり「せせり」も焼き鳥のなかでもトップクラスのおいしさだ。この「せせり」も昔から焼き鳥にあったなか〜と思う部分でもある。

限定焼き鳥その5は「なんこつ」。三角形の形をしたなんこつ。特に希少部位でもないとおもうけどこの店では限定品になっている。ただ写真でみてもわかる通り「なんこつ」という名称だが三角軟骨の周りについている肉がおおきい!この軟骨周りの肉がおいしいのである。

                肉がたくさんついているなんこつ

その他鳥唐揚げ、鶏皮、ししとうつくね、レバー、ネギ間、焼きおにぎりを食べて、

  

    

 

ごちそうさまでした。

ハイ、お会計、、、、

 

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