すでに超先進国の日本
UBER EATS
日本全国コロナ禍で食堂・レストラン、居酒屋、ラーメン屋等が休業や営業時間制限、お酒禁止を強いられていました。この間UBER EATSという出前・宅配アプリを盛んにコマーシャルしていました。UBERはもともとタクシーに対抗したアプリで都市部を中心にタクシーを捕まえずに素早く車が来てくれるシステムです。UBERに登録したドライバーが都市部を走っていてアプリで呼ぶと最寄りのドライバーがやってくるので渋滞にも巻き込まれず素早く車がやってきます。東南アジアではタクシーよりも車自体が清潔感がありドライバーも丁寧に対応してくれるのでボクも東南アジアへ出張時は最近はUBERを使うようになりました。
日本ではタクシードライバーは2種免許が必要になり勝手にUBERを普及するわけにはいかないので本来のUBERサービスはできないが、このシステムを使いUBER EATSに登録した自転車野郎が背中に箱を背負ってレストラン等の料理を運んでくれます。
米国にはSeamless, Door-Dashといったアプリがありニューヨークでは高級ステーキからコヒーまで自宅へ運んでくれるシステムがあり重宝していて毎週末は出前を取ることが多い今日この頃です。
いや〜、アプリで出前ができるのは進んでいるな〜、と思ったのだけどこの「出前」って日本には少なくとも50年前からあったよね?UBER EATSの自転車野郎が箱を背負ってるのって日本では「おかもち」があってスーパーカブで出前してたよね?しかもスーパーカブが曲がり角を曲がっても「おかもち」はまっすぐの位置を保つ出前機まである。汁物だって溢れずに出前できる、ってすでにこの分野では50年前から先進国です。
クレジットカード
米国で1950年代から始まったクレジットカード。これっていわゆるツケ払い制度です。であれば日本では江戸時代から始まっていました。馴染みの客はほとんどツケ払いでその場では金銭のやりとりは無しです。この名残なのでしょう、銀座の一流クラブではツケ払い。その裏には信用が必要ですが。
江戸時代の庶民はほとんどお金を持たずその日暮らし。米でも味噌でも全てツケ払いしていたようです。仕事をしてお金を得るとツケ払いの精算をする。お店には買い物に行くと台帳があって、その台帳に名前を書いて品物を受け取る。クレジットカードでの支払い時にサインをするのと同じだった!この分野では江戸時代から先進国です。
SDGs
遥か昔の縄文の時代より日本は八百万神として大自然を神様としていました。山の神、川の神、田の神、海の神、、、
山には養分がたくさんあり、その養分が川とともに流れ平野部ではその水を使い田に稲を植えお米を作り豊富な食料により人々が集まりやがて集落ができて生活します。集落での共同生活をする中で田植えが済むと豊作を願いお祭りをし秋に収穫を終えるとお祭りをし、政(まつりごと)が始まりそれを治める長がいました。五穀豊穣。そこで生活していくと生活用水がまた川とともに海に流れます。養分がたくさん入った生活用水の河口ではプランクトンがたくさん発生し小さな魚が集まり、小さな魚を食べる中型の魚や貝がやってきて、そして大きな魚が餌を求めて河口までやってきます。沿岸では魚を獲って暮らす人々が集まりまた集落をつくり村ができます。平野部ではいたちや狸が餌を求めてやってきてそして山へ帰ります。沿岸部では餌を求めて鳥がやってきて山へ帰ります。小動物や鳥のフンで山はまたたくさんの養分を産出します。
まさにSDGs=Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標。
日本はいにしえの時代から既にSDGsの目標は達成しているのです。今更日本に向かってSDGsとは何をか言わんやです。
SDGsの音頭の下自然エネルギーとやらを推進し太陽光発電、風力発電、水力発電などと自然からエネルギーを得ようとすると大自然からのしっぺ返しがきます。
この分野では縄文時代から超先進国です。